ジャンポケ斉藤 ジャンポケ産駒落札ならず

2021年05月11日(火) 21:15 0 0

 お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(38)が11日、公式ユーチューブチャンネルで、トレーニングセール参加の様子を生配信。名馬ジャングルポケット産駒馬の落札を狙ったが、競り負けてしまった。

 父…ジャングルポケット、母…ミフユの2歳馬を狙い、オンラインで競りに参加した斉藤は「ごめん、心臓が。普通の状態じゃいられない。大丈夫か、脈。ヤバイ」と大勝負を前に上がりまくり。

 約1万8000人が見守る中、震える手でキーを押したが、競り合う相手が強すぎた。あれよあれよと斉藤の資金の限界を突破し、528万円で落札されてしまった。あっけなく幕を閉じた斉藤の初めての勝負には、低評価が付き「詐欺師」の言葉が躍った。

 これには斉藤もがっくり。「勝負に負けました。すべて私の勉強不足です。勇気が足りませんでした」と非を認め「買います。ジャングルポケット産駒の馬主になります。信じてください。次に巻き返します。作戦しっかり立てて勝ちに行き、なんとか買えるように頑張ります」と再挑戦を誓った。

 ちなみにこの配信の直後に出向く仕事のギャラは、交通費なしの1000円! 「仕事が大好きなので、仕事がいただけるだけで満足しています」というものの、馬主になるには資金面に不安がある。それでも、この配信は産地でも話題を呼びトレーニングセールは盛り上がったという。

 トリオ名は2001年の日本ダービー、ジャパンカップを制し、この3月に亡くなった名馬ジャングルポケットにあやかってつけた。

 名馬より有名になりたいという志を持っていたものの、その馬が亡くなってしまったことから「自分たちで何とかしたい」という気持ちが強くなった。そこで子供を買って馬主になる決意を固めたという。

 斉藤はオンラインビット参加資格を取得。主催者に許可を得たうえで配信を行った。「トレーニングセール」は調教が施された2歳馬セリで、即戦力となる馬が出てくる。ジャングルポケット産駒は1頭だけだった。

 途中、パソコンの使用方法が分からず、1000万円の馬に入札してしまうハプニングがあり「ああ〜っ!」と絶叫。結局、未遂に終わって事なきを得たが「1000万やばいっすよ。僕、本当にお金ないから。隠しているわけじゃない。皆さんと同じです。でもジャングルポケットの子供を買おうという覚悟は決まったから。あ〜、怖い」と肝を冷やした。

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