人馬とも自信あふれる2冠達成/秋華賞

2013年10月15日(火) 18:00

 オークス馬メイショウマンボ(父スズカマンボ)が見事に2冠達成。イレ込みを見せ、まだ全体に危なっかしい印象を与えたオークス当時とは、まさに一変。体つきは一段と力強くなりながら、逆に与える印象はシャープだった。パドック、馬場入りの際にもオークス時とは比べものにならない落ち着きを示し、馬自身もコンビの武幸四郎騎手も、自信にあふれる2冠達成だった。

 これで、1996年から牝馬3冠目にあたるGIとして生まれた「秋華賞2000m」を制したオークス馬は、1997年メジロドーベル、2003年スティルインラブ、06年カワカミプリンセス、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、そして今年13年のメイショウマンボ。計6頭となった。同じように、3冠牝馬を含む「桜花賞→秋華賞」の連勝馬も、18年間で6頭である。

 また、「桜花賞最先着馬対、オークス最先着馬」の対決とすると、桜花賞1600mと、オークス2400mのちょうど中間の距離に相当するこの秋華賞2000mは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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