天才武豊&人間武豊に心酔した男のタッグが送り込むマキシマムドパリ/トレセン発秘話

2015年04月22日(水) 18:00


◆松元厩舎の吉田貴昭助手「あの神対応ですからね。めっちゃいい人だなって、より大好きになりました」

 憧れていた人に、いざ会ってみたら幻滅した。よくある話だ。しかし、武豊に関してはそんな話が一切出てこない。そればかりか、会ってみてより熱心なファンになったという人ばかりだ。

 松元厩舎の吉田貴昭助手の父親は日本ダービー(1982年バンブーアトラス)を史上最年少厩務員として勝ったことで知られる吉田政弘厩務員。物心ついたころから「自然にこの世界で働くもの」と思っていた吉田助手にとって、小さいころからのヒーローはもちろん武豊。憧れを抱きながらこの世界に入り、いざ本人と接する機会に恵まれたところ、やはり「大好きになった」という。

 2年前、鞍上・武豊で担当馬を出走させたことがあったのだが、馬がレース前からイレ込み、馬場入り時に大暴れ。鞍上の武豊を振り落としてしまった。

「(馬が)頭を大きく上げた時にユタカさんの鼻を強打。ひん曲がってしまうんじゃないかというぐらいの衝撃でした」

 武豊は翌日、人気馬で臨む大事なGIを控えていた・・・

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