砂の“電撃戦”なら一流の能力 シゲルカガ存在感見せる

2016年01月22日(金) 18:00


◆元祖パイロ代表産駒として

「電撃の6ハロン」というフレーズはよく使われるが、過去10年の芝1200メートル戦で前半3ハロン通過ラップが一番“電撃”だったのはどのレースか?

 該当するのは07年6月17日の福島メーン・バーデンバーデンC(3歳上オープン)だった。テイエムチュラサンとギャラントアローが競り合ったことで生まれたペースはなんと前半3ハロン31秒8。まさに「電撃の6ハロン」にふさわしいレースだったといえよう。

 では過去10年のダート戦で一番の“電撃”は?

 実はつい最近マークされており、それが昨年12月13日に行われた中山のGIIIカペラS。脚抜きのいい重馬場だったとはいえ、前半3ハロン通過は32秒5という芝のGIでもめったに記録されないような驚異のハイラップが刻まれている。

 結果、道中14番手のキクノストームが快勝したほか、差し、追い込み勢が多く上位を占めたのは必然・・・

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