2014年07月28日(月) 18:00
直線1000mの電撃戦、アイビスサマーダッシュ。昨年のハクサンムーンのような抜けた存在はいないものの、昨年2着のフォーエバーマークなど、この条件ではおなじみの顔ぶれが揃った。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
フォーエバーマーク(牝6、美浦・矢野英一厩舎)は昨年の同レースの2着馬で、続くキーンランドカップで重賞初制覇を果たした。6歳を迎えた今年は今回と同条件の韋駄天Sから始動し2着に入線。前走の函館スプリントSでは逃げ粘れなかったが、ここは当然巻き返しが期待される場面だろう。
セイコーライコウ(牡7、美浦・鈴木康弘厩舎)は今年に入って1600万特別、韋駄天Sを連勝。続く函館スプリントSでも4着に入り、相変わらずの堅実さを発揮している。重賞初制覇のチャンスは十分と言えそうだ。
その他、昨年3着のリトルゲルダ(牝5、栗東・鮫島一歩厩舎)、近走不振も侮れない一昨年の覇者パドトロワ(牡7、栗東・鮫島一歩厩舎)、韋駄天S3着のアースソニック(牡5、栗東・中竹和也厩舎)、この条件の経験豊富なアンゲネーム(セ6、美浦・和田正道厩舎)なども出走予定。発走は15時45分。
【データ分析/過去10年】
人気…1人気は[3-1-0-6]連対率40.0%とまずまず。目立つのは[1-4-0-5]連対率・複勝率50.0%の3人気、[0-1-3-6]複勝率40.0%の6人気、[3-0-0-7]勝率・連対率30.0%の7人気。
枠順…新潟直線1000mは外枠有利という印象があるが集計してみると、1〜4枠は[1-2-4-65]、5〜8枠は[9-8-6-69]とその印象通りの結果となっている。
騎手…騎乗機会が10回以上で調べてみると勝率、連対率、複勝率ともに丸田恭介騎手が[4-1-1-7](勝率30.8%、連対率38.5%、複勝率46.2%)一番高い。他に優秀なのは柴田善臣騎手の[3-3-2-13](連対率28.6%、複勝率38.1%)、村田一誠騎手の[5-6-2-28](連対率26.8%、複勝率31.7%)となっている。 ※この項目のみ2004年以降1000万クラス以上の新潟直線芝1000m
◆フォーエバーマーク
・一週前調教診断/井内利彰
昨年の覇者が、昨年と同じローテーションで出走。異質な直線競馬に対する適性が高いことはすでに証明されているだけに、この中間に昨年と同じような調整ができているかどうかを確認すればよいだろう。
中5週のローテーションに追い切り本数がトラック調教5本というのが昨年。今年は先週までの時点で・・・
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