札幌で見つけた新セオリー「トレセン経由の入厩馬を狙え」/トレセン発秘話

2014年08月07日(木) 18:00


◆ローマンレジェンド、クリノスターオー、キャトルフィーユの共通点

 エルムS→クイーンSと開幕から2週連続で重賞が施行された札幌開催で、注目すべき“新セオリー”が誕生している。それは「トレセン経由の入厩馬を狙え」。象徴的だったのは開幕週のGIIIエルムSだろう。

 1着ローマンレジェンド、2着クリノスターオーはともに栗東で入念な乗り込みを消化後、函館競馬場に入厩した。後者は函館ウッドでの最終追い切り(上がり42.2-13.7秒)こそ冴えなく映ったが、調教パートナーの中塚助手の言葉はその不安を一掃するに十分な説得力を有していた。

「稽古、実戦ともに真剣味に欠ける馬。特にコースの追い切りは難しくなるだろうと予測して、栗東の坂路で十二分に負荷をかけてきた。追い切りはチグハグになったけど、それも・・・

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東京スポーツ

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