2016年01月20日(水) 18:00 12
音無調教師は「自己条件に回る手もあるが、遠回りしてはいられない」
先週の当コラムで取り上げた香港C勝ち馬エイシンヒカリの全妹エイシンティンクル(父ディープインパクト、母キャタリナ・坂口)は「物音や他馬に敏感なところはあるけど、思っていた以上に順調にきています。日に日に環境に慣れてきたというか、おとなしくなっていますね。この感じなら今週ゲート試験を受けるかもしれません」と坂口助手。もちろん、「稽古を強めてから、うるさくなるかもしれない」不安はついて回るが、まずは最初のハードルをクリアできそうなところまできた。予想以上に早くデビューとなれば、本当に牝馬クラシックの“秘密兵器”になるかも…。
とはいえ、この時期の未デビュー馬はクラシック、こと桜花賞、皐月賞については“絶望的な状況”と言えるくらい厳しい。現1勝馬にしても綱渡りといったところだ。
9日に牝馬限定の未勝利戦(京都芝内1600メートル)を勝ち上がった同じくディープ産駒の良血レッドアヴァンセ(音無)は・・・