【フェアリーS】ネオユニヴァースやキングマンボの機動力がモノを言う

2019年01月06日(日) 18:00

中山芝マイルだから機動力やパワーを要求されるレース。まず目につくのは、オメガハートロック、スカーレットカラー、アエロリット、ダイワドレッサーと、ネオユニヴァースの血を引く馬の大駆けが毎年あること。他ではキングマンボ、ロベルト、フレンチデピュティなどの血を引く馬の活躍も目立つ。ディープインパクト産駒は[1-1-2-5]、連対した2頭は馬体重が450キロ以上あった。馬格があれば馬券にできる。(解説:望田潤)

アクアミラビリス

 クイーンズリングの3/4妹で、仏1000ギニー馬トルストレラの姪。母父アナバーはダンジグ直仔の欧短距離王で仏リーディングサイアー。母アクアリングはリヴァーマン4×3。そこにフィリーサイアーのヴィクトワールピサ(父ネオユニヴァース)が配されて、いかにも鋭敏な牝馬に出そうな配合といえる。昨年は同父のスカーレットカラーが2着。本馬も前向きな性格と俊敏な動きは中山マイル向き。

距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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