2021年10月06日(水) 18:00 22
先週のスプリンターズSはピクシーナイトを無印にして不的中。これに関しては、競馬予想TV! で無印にした理由をフリップで説明しました。このことを音無秀孝調教師に伝えると「データなんか信じるからや」と一喝されました。といっても、怒られたわけではなく、談笑の中での話。客観的なデータがあるからこそ的中できる万馬券もあるわけですし、そこはこれからも崩すことはありません。
ただ、今回の勝利において、凡走データを打ち破ったのも事実。その理由はなんだったのかを把握して、次回以降の予想に役立てることが大切だと思いますし、それができる(当事者に直接話を聞ける)立場にあることはしっかりと自覚したいと思います。
【サウジアラビアRC/スタニングローズ】
新潟2歳Sは5着に敗れていますが、デビューから2戦が先行するレースに対して、前走は12頭立てで3コーナーは12番手。上がりは32.9秒でメンバー2位ですから、決して走っていないわけではありません。このあたりはジョッキーがすべて違うということがウィークポイントでもあったかもしれません。
今回もジョッキーが違うわけですが、状態での比較という意味では前走ほど速い最終追い切りの坂路での4F時計ではありませんが、勝った時と同じ53秒台。4F目最速ラップも踏めているわけですし、人気落ちになるようなら、今回あらためて狙ってみるべき状況ではあると思います。
【毎日王冠/ポタジェ】
新潟大賞典から約5ヶ月の休養を挟んでいますが、1週前追い切り、CWでの3頭併せは抜群の動き。これについて、友道康夫調教師にコメントを求めたところ「もともと動く馬だったけど、・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ