2023年01月24日(火) 18:01 109
▲できる厩務員とできない厩務員の違いは?(ユーザー提供:ワラビさん)
先週は約1カ月ぶりにレースに騎乗し、競馬場の気持ちよさ、ファンの声援の温かさを改めて感じたという小牧騎手。さらに、今週はジャッドノワール、小倉4週目にはフチサンメルチャンとワンダーブレットがスタンバイ予定と、楽しみなレースが続きます。さらに今週の『太論』では、先週土曜日に騎乗したニホンピロシーガーの厩務員さんとの“絆”が明らかに!
(取材・文:不破由妃子)
──先週は約1カ月ぶりの競馬でしたね。
小牧 やっぱり競馬場は気持ちがいいね。改めて思ったわ。
──でも、やはりワンダーブレットは除外になってしまいました。
小牧 残念やったけど、服部さんのところのニホンピロ(シーガー)に乗せてもらえたから。なんせね、担当の厩務員さんが、すごく僕のことを応援してくれる人で。
──もしかして、ニホンピロランドを担当されていた方ですか?
小牧 そうそう。いつも僕のことを推してくれてね。「小牧さんを乗せて」って、ずっと言ってくれてるねん。すごくうれしいし、ありがたいなと思ってます。いつも「引退しないでくださいよ」って言われてるわ。
──そういう人がひとりいるだけで、気持ちが違いますよね。
小牧 ホンマにそう。先週は、お客さんの応援も力になったわ。
──声が届きましたか?
小牧 うん。パドックで「小牧さん、頑張ってー!」って声を掛けてくれた人がいてね。久しぶりにお客さんの声を聞いたような気がする・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。