2012年09月24日(月) 12:00
9/16(日)、オルフェーヴルが凱旋門賞の前哨戦フォワ賞を見事に勝利。「いい状態でフランスへ送り出せた」という北山秀人調教主任の言葉通りの結果となりました。育成に携わっている牧場として感じるオルフェーヴルの本当の強さとは、そして、凱旋門賞の勝算はいかに。(9/17公開Part3の続き)
オルフェーヴル、フォワ賞快勝(撮影:沢田康文)
北山 :いや、そこはあまり意識しなかったんですが、やっぱりいろいろなところで海外の環境に慣れなきゃいけないというのがあります。例えば日本ならこういうふうに治療が出来るけど、向こうでは狭い空間でしなくちゃいけないとか。そういう日本とは違う環境の中で求められることを学ばせていったという感じです。
東 : 状態面のだけじゃないんですね。
北山 :そうですね。コンディションは本当に良かったので、海外に向けて強いトレーニングをするというよりは、今まで通りの調教をした上で、そういう作業をしていきました。「今までは奥さんがネクタイを締めてくれたけど、外国に行くのに自分でできなきゃだめだろう」みたいな感じです。
東 : 今回アヴェンティーノが、帯同馬として行っていますね。
北山 :アヴェンティーノとは、フランスへ行く前に一緒に角馬場に入れて慣らせました。まずは・・・
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東奈緒美・赤見千尋
東奈緒美 1983年1月2日生まれ、三重県出身。タレントとして関西圏を中心にテレビやCMで活躍中。グリーンチャンネル「トレセンリポート」のレギュラーリポーターを務めたことで、競馬に興味を抱き、また多くの競馬関係者との交流を深めている。 赤見千尋 1978年2月2日生まれ、群馬県出身。98年10月に公営高崎競馬の騎手としてデビュー。以来、高崎競馬廃止の05年1月まで騎乗を続けた。通算成績は2033戦91勝。引退後は、グリーンチャンネル「トレセンTIME」の美浦リポーターを担当したほか、KBS京都「競馬展望プラス」MC、秋田書店「プレイコミック」で連載した「優駿の門・ASUMI」の原作を手掛けるなど幅広く活躍。