例年以上に難解な皐月賞、有力各馬の見解は!?

2014年04月18日(金) 18:00


◆有力馬にはそれぞれ不安材料が…

 今年の皐月賞は例年にも増して難しい。圧倒的な人気馬がおらず人気割れしていることに加え、有力馬それぞれが不安材料を抱えているからだ。

 個人的に、おそるおそる無印にしてしまったのがイスラボニータだ。東京ばかり走ってレコード勝ちもしてきたようなタイプが、いまの中山芝で有利な立場になることはイメージしづらい。そこに初距離も加わるし、皐月賞では前へ行く人気上位馬が意外と走れないことも多い。  脚質は違うが馬場を理由に軽いシルシに留めたのがトーセンスターダム。京都ばかりを走ってきたディープインパクト産駒が初の中山芝、というのはいかにも微妙なところ。ダービーでなら本命にしていいが、皐月賞で買いたいタイプではない。  トゥザワールドは良い材料が多いのだが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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