条件変わりした朝日杯FSの有力各馬を分析!

2014年12月19日(金) 18:00


◆阪神へ移ったことによる影響

 朝日杯の舞台が中山から阪神へ移ったことで、どのような影響があるか。少なくとも関東馬にとって有利になることはないだろうが、栗東留学の活用次第では大きな不利にならない可能性もある。

 それよりも大きな影響がありそうなのが、距離適性。中山だと1400mが立ち回り優先の競馬をして好走することも可能だったが、阪神外回りで前半がある程度流れた場合、ごまかしはきかない。前走距離は最低でもマイルは欲しいし、もちろんマイル以上での好走歴は必要。1800m好走歴があるとなお心強い。

 まずはデイリー杯組から。今回は上位馬が揃って出てきたが、京都→阪神ということを考えると前走着順のままで買うのではなく、多少いじってみたいところ。特にタガノエスプレッソは好位抜け出しだったが、同じコースの阪神JFではこのパターンは苦しくなっている。  差しで好走したアッシュゴールドナヴィオンのほうを優先したいが、悩むのはアッシュゴールドの取り扱い・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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