2015年03月20日(金) 18:00
1995年ホーネットピアス(F5着→桜3着)、2004年ダンスインザムード(F1着→桜1着)、2005年シーザリオ(F1着→桜2着)、2006年キストゥヘヴン(F1着→桜1着)、2010年オウケンサクラ(F1着→桜2着)、2011年トレンドハンター(F1着→桜3着)。
計6頭がここをステップに桜花賞で3着以内に好走している。
一方、フラワーCは1800mなので、当然、オークスと結びつく。20年間に、
1997年ナナヨーウイング(F9着→オ2着)、2000年オリーブクラウン(F2着→オ3着)、2002年スマイルトゥモロー(F1着→オ1着)、2004年ヤマニンアラバスタ(F2着→オ3着)、2005年シーザリオ(F1着→オ1着)、2006年フサイチパンドラ(F2着→オ2着)、2010年サンテミリオン(F3着→オ同着1着)、2013年エバーブロッサム(F2着→オ2着)、2014年バウンスシャッセ(F1着→オ3着)。
こちらはフラワーCの成績は問わず、次走に桜花賞などをはさんだあと、計9頭がオークスで3着以内に好走している。
まだ間に合う桜花賞を念頭に置きつつ、ちょうど2ヵ月後になる「オークス」の伏兵も長期展望に入れたい。
母オネストリーダーリング(父キングマンボ)は、ゴールドアリュール、ゴールスキーなどの母として知られるニキーヤの半妹。ここまでの産駒はマイラー型が多かったが、ハーツクライとの組み合わせのこの牝馬は、おそらく距離は2400m級まで不安なしだろう。2連勝した東京向きは明らかだが、札幌でも好走しているから回りそのものには不安はない。パンチある中距離タイプは間違いない。オークスを展望する上では、クイーンCを回避して3ヶ月の休養期間がとれ、体が成長したのもプラスになると思える。
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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