土曜函館、ベルラインの一変に期待する/トレセン発秘話

2015年07月09日(木) 18:00


◆「相性のいい舞台だし、変わってくれても…」

「おっ、函館男がついに来たな」

“本家・函館男”こと島田明男調教厩務員(二ノ宮厩舎)との、こんなあいさつからスタートした今年の函館出張。1年ぶりに迎えた北海道の朝はかなりの寒さを感じたが「これでもだいぶ暖かくなったんだって。先週なんか雨続きでホント寒かったぞ」と同助手。もちろん天気の話ばかりでは仕事にならないので、担当馬ワールドレーヴ(土曜メーン・五稜郭S出走)に話題を移すと「現級勝ちの2頭(レッドルーファス、マテンロウボス)が強いだろ」とけん制しつつも「前走の陣馬特別(東京芝2400メートル)は、これが芝で初勝利と思えないくらいすごい脚を使った。脚質的に展開がカギだけど、クラスの壁はないはず」。

“馬より人を見よ”と言われるほど、例年、勝つ人が決まっているのが北海道シリーズ。夏は確実に“ひと仕事”をするこの男も徹底マークが必要かもしれない。

 その取材初日、しばらく歩を進めると、関西厩舎地区では羽月厩舎の長谷川正典助手と1年ぶりに再会。例年同様・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

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