アイビスSD、気になる「穴っぽいところ」の2頭とは?

2015年07月31日(金) 18:00


◆ポイントとなる3項目

 昨年のアイビスサマーダッシュは例年より差しタイプが好走する結果になったが、それでも2着にはフクノドリームが粘った。このフクノドリームのような馬がこのレースでは買いやすいタイプで、「牝馬」「若い馬」「先行馬」がレースのポイントとなる。特に重要なのは先行力。前走で1000直以外のコースに出走していた場合、そこで4角3番手以内だったか4番手以下だったかでは、アイビスSDにおける成績が全く違う。

 昨年の覇者セイコーライコウは今年も人気になりそうだが、脚質がこのレース向きというわけではない。8歳ながら近走の内容も良く今年も馬券のどこかに入ってきそうではあるが、脚質を考えるとアタマ決め打ちの馬券は買いづらい。  アースソニックも・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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