安田、森 今年の2歳注目厩舎/吉田竜作マル秘週報

2016年04月13日(水) 18:00


◆2016年クラシックに縁のない厩舎の方が新たなシーズンへの準備も当然早くなる

 先週の続報から。ルイ(牡=父Into Mischief、母Tipsy At Midnight)に続き、ロードバレット(牡=父Malibu Moon、母Ravish Me)、リンクスゼロ(牡=父アドマイヤマックス、母チャメ)と、2歳馬3頭がゲート試験をクリアした森厩舎。これに続いて先週新たにマテラフィールド(牡=父ステイゴールド、母アンリーチャブルスター)、Satans Quick Chickの14(牡=父War Front)が入厩した。

 マテラフィールドは「馬房の前を通っただけで立ち上がって威嚇された。うるさそうだね」と木下助手は苦笑いしたが、それも元気がいい証拠。このままゲート試験に向けて一気に進みそうなムードだ。一方、外国産馬のSatans Quick Chickの14は「まだ調教も進んでいないみたい。このまま一度放牧に出ると思う」とのこと。ともあれ延べ5頭の2歳馬が入厩したのは栗東ではこの森厩舎のみ。「古馬が頼りないので、他に入れる馬がいないんじゃないの」と木下助手は冗談交じりに笑うが、“策士”森調教師が何の考えもなしに、2歳馬を大量入厩させるはずがあるまい。

 森厩舎は・・・

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