2020年07月21日(火) 12:00
アイビスSDには1000直にこだわって使っている馬も多く登録する一方、普通の短距離馬というか、前走で1200m戦に出ていた馬もそれなりの頭数が登録してくる。今年の場合、前走芝1000m組が6頭、芝1200m組が11頭登録している(他に芝1400mから来る馬やダートから来る馬もいる)。
この1200m組について考えてみよう。1000m戦である程度流れに乗っていくためには、1200mだったら逃げや先行と呼べる位置取りを取れないようでは始まらない……という仮説は成り立つだろうか?
これがある程度の割合で成り立つ。もちろん・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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