【中山記念予想】この距離で真価を発揮するフェアリードールの一族

2021年02月27日(土) 18:00

メンバーに恵まれたここは絶好のチャンス

 伝統のGIIだが、今年は珍しくGI勝ち馬のいない組み合わせ。GI快走の記録を持つ馬もケイデンスコール(2019年のNHKマイルC2着)、ノーブルマーズ(2018年の宝塚記念3着)の2頭だけ。多くの馬にチャンスがある組み合わせになった。

 ここで復活したい5歳クラージュゲリエ(父キングカメハメハ)に期待したい。3歳春の2019年、皐月賞5着(0秒6差)、日本ダービー6着(0秒6差)のあと、脚部不安が長引き、出走取り消しもあり、実戦復帰は1年5カ月後の4歳の秋だった。まだ9戦だけ。

 距離1800mは【1-0-2-1】にとどまるが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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