【阪神大賞典予想】内回りなので父中長×母父マイラーが良績 前走連対の4歳馬が強いレース

2021年03月14日(日) 18:00

ここ5年でいうと、ディープインパクト産駒は[1-1-1-2]、ハーツクライ産駒は[1-3-0-7]。1人気は[3-0-1-1]。長距離得意な種牡馬を父とする人気馬が順当に勝つレースといえる。前走連対の4歳馬は[2-1-2-2]と非常に好走率が高く、勢いも重視すべき(取り上げた4頭ではアリストテレスしか当てはまらないが…)。阪神内回りだけに機動力も要求され、母父にはオーペン、マキャベリアン、フレンチデピュティ、インティカブなどマイラーの血が入るケースが目につく。(解説:望田潤)

アリストテレス

ヴィクトリーやリンカーンの甥で、アドミラブルやエスポワールのイトコで、フサイチコンコルドやアンライバルドなども出るバレークイーンの牝系。エピファネイア×ディープインパクトはオーソクレースやムジカと同じで、サンデーサイレンスとサドラーズウェルズのクロスも同じ。晩成の中長距離血統で、菊花賞2着も含めリンカーンに近いイメージに完成してきた。ここは条件としては最適だが、エピファ産駒だけに馬群で揉まれ込むのはよくないかも。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎

ショウリュウイクゾ

ショウリュウハルの3/4兄で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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