2021年03月21日(日) 18:00
最近はフォーティナイナー系が強いレースだが、今年の出走予定馬にはセイウンコウセイしかいない。急坂コースのスプリント戦だから後駆のパワーが重要で、ダンジグをもつ馬(モズスーパーフレア、ミッキーアイル、ナックビーナス、ショウナンアンセム、アルビアーノ)とノーザンテーストをもつ馬(ビッグアーサー、レッツゴードンキ、ナックビーナス)の活躍が目立つのは順当といえる。モズスーパーフレア、ミスターメロディ、ダイアトニックと、最近はストームキャットの血の台頭も目につく。(解説:望田潤)
アウィルアウェイ
名繁殖トキオリアリティーの孫で、インディチャンプの3/4妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪で、アンフィトリテやアペルトゥーラのイトコ。この牝系の牝は1400m以下[20-10-12-67]1600m以上[0-0-2-28]で、本馬もジャスタウェイの娘だがスプリンターに完成した。ハイペリオン的持続力で差すので高速決着は辛いが、馬場が悪すぎるのも辛い。地力を秘めるものの他力本願で、ここも時計がかかる前崩れを待つ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
アストラエンブレム
ブライトエンブレムの3/4弟で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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