2021年05月02日(日) 18:00
西のダービー最終便とも言われるレースで、ここで連対したディープインパクト産駒はダービーでは[2-1-1-2]となかなかの好成績。ロジャーバローズが12人気1着、サトノラーゼンが5人気2着、キズナが1人気1着、トーセンホマレボシが7人気3着と穴にもなるので要注目だ。ただ今年は京都芝外2200ではなく中京芝2200での施行で、さらにダービーにつながるのかどうか。ちなみに中京芝2200で行われた重賞競走は、今年の日経新春杯と昨年の神戸新聞杯の2鞍のみ。
ヴェローチェオロ
シーブリーズライフ、ハーグリーブス、ベルクリアの弟で、トレンドハンターやスティールパスのイトコ。レディーズシークレット、ビリーヴ、ジャンダルムなども同牝系。父ゴールドシップはブラックホール、ユーバーレーベン、ウインマイティーなどの父。母はタイキシャトル×ストームキャットだから一昔前に成功したマイラー配合で、そこにゴルシでバランスは良好。脚長でやや緩慢なストライドは大箱向きで、上がりがかかればジワジワ差せる。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ディープモンスター
ロイヤルヒロインS(米G2・芝8F)勝ちパランダのイトコで、母シスタリーラヴはメイトロンS(米G3・AW8.5F)などに勝ったカナダの古牝馬チャンピオン。母母オディリックはメトロポリタンH(米G1・ダ8F)勝ちディキシーブラスの全妹にあたる。母父ベラミーロードはウッドメモリアルS(米G1・ダ9F)勝ち馬でトビーズコーナーの父。母父が・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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