【エプソムC】進路の選び方もきわめて難しいレースだったザダル

2021年06月14日(月) 18:00

キャリアの浅いザダルはこれから本物になる

 このあと夏から秋にかけて、しだいに各世代の占める競走馬の数と、勢力図が変化することになる。エプソムCはそれを象徴する6月の重賞として育ってきたが、上位を占めたのは今年も5歳と4歳馬。これで4歳「23勝」、5歳「13勝」、6歳「2勝」となった。

 快勝したザダル(父トーセンラー)は、初重賞を制して10戦【5-0-2-3】。再三の休養をはさみながらの出走なので、まだ4歳馬のような戦歴。これから本物になる。

重賞レース回顧

重賞初制覇を果たしたザダル(C)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 エプソムC(1800m)のレースレコードは、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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