2021年09月08日(水) 18:02
▲いよいよ最終回! 松岡正海騎手が考えるセカンドキャリアとは…?
長期休養中の松岡正海騎手をお迎えして本音に迫ってきた対談も、今回がいよいよ最終回です。騎手復帰か否か“今はニュートラルな感じ”と語っていた松岡騎手。今回は万が一の話として、復帰が叶わなかった場合のセカンドキャリアについてお聞きします。
また、この対談の収録が7月初旬だったため、先週末、松岡騎手に改めて追加取材をさせていただきました。松岡騎手からの最新のメッセージも合わせてご覧ください。
(取材・構成=不破由妃子)
※この対談はZoomで行いました
佑介 万が一、復帰が叶わなかった場合、セカンドキャリアは何か考えているんですか?
松岡 そりゃあもう、YouTuberだろ(笑)。
佑介 お〜(笑)。
松岡 俺さ、競馬のサロンとかやりたいなと思っていて。ジョッキーという立場になると、どうしても勝つことが楽しくて、楽しい=勝つことみたいになってしまうけど、競馬って本来、もっと純粋に楽しいもの。もちろん、負けた馬にも負けた馬なりの目線があるしね。だから、サロンをやって、騎乗の解説とか1レースからやりたいなと思ったり。俺は元来、競馬が好きだからね。
佑介 まっちゃんの口から「競馬が好き」という言葉が出るなんて、なんか新鮮です。めっちゃ勝っている頃は、「この人はたぶん、それほど競馬が好きじゃないんじゃないか」という気がしていたので。
松岡 ああ、あの頃は毎週プレッシャーに押しつぶされそうだったからなぁ。それに、勝っても喜んでくれない人が多くてさ…。
佑介 正直、当時は「松岡正海だから」というより、「リーディング上位の騎手だから」という依頼が多かったんじゃないですか?・・・
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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。
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