【共同通信杯予想】まさに登竜門、完勝ならクラシック勝ち負け サドラーの血が6年連続連対中

2022年02月06日(日) 18:00

21年エフフォーリア(2着との着差2馬身1/2)、19年ダノンキングリー(1馬身1/4)、17年スワーヴリチャード(2馬身1/2)、16年ディーマジェスティ(1馬身1/4)。ここで完勝ならクラシック勝ち負けのメドが立つというまさに登竜門。血統的にはエフフォーリア(父エピファネイア)、ヴィクティファルス(母父ガリレオ)、ダーリントンホール(父ニューアプローチ)、アドマイヤマーズ(母母父シングスピール)、オウケンムーン(母父エリシオ)、エトルディーニュ(母父オペラハウス)、ディーマジェスティ(母母父サドラーズウェルズ)と、サドラーズウェルズ=フェアリーキングの血を引く馬が6年連続で連対中。(解説:望田潤)

アサヒ

ハワイアンウインドの半弟で、アドマイヤミヤビ、ルフトシュトローム、アロハリリーの甥。母母ウインドインハーヘアはディープインパクトなどを産んだ名繁殖で、子孫にもレイデオロなど活躍馬多数。父カレンブラックヒルはNHKマイルCの勝ち馬でラヴケリーなどの父。ダイワメジャーとデインヒルのパワーに加え、牝系のしなやかさや重厚さも感じさせる走りで、弱点が少なくていかにも相手なりに走れそうな中距離馬。ここも連対は確保か。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ジオグリフ

アンデスクイーンのイトコで、母アロマティコは秋華賞とエリザベス女王杯で3着。牝祖アンデスレディーからはインティライミやアルバートなど活躍馬が多数出る。父ドレフォンは北米チャンピオンスプリンターで、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

関連情報

新着コラム

コラムを探す