2022年04月10日(日) 18:00
21年は母父ハーツクライのエフフォーリアが2人気1着、父ドゥラメンテのタイトルホルダーが8人気2着。20年は父ハーツクライのサリオスが3人気2着。19年は父ジャスタウェイのヴェロックスが4人気2着。18年は父ルーラーシップのサンリヴァルが9人気2着。
17年は父ルーラーシップのダンビュライトが13人気3着。最近の皐月賞はトニービンの血を引く馬が意外なほど馬券に絡んでおり、また穴にもなっている。馬場が渋って時計のかかる決着になることも多く、トニービン譲りの持続力がモノを言う結果になっている…ともいえるか。
登録馬でトニービンの血を引くのは、イクイノックス、オウケンボルト、グランドライン、ダノンベルーガ、デシエルト、ドウデュース、ナニハサテオキ、ボーンディスウェイ、マテンロウレオ、メイショウラナキラ。(解説:望田潤)
アスクビクターモア
コロネーションS(英G1・芝8F)勝ちケマーの半弟で、フィリーズマイル(英G1・芝8F)勝ちプリティゴージャスのイトコ。母カルティカはフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)3着。母父レインボウクエストは凱旋門賞馬。母父の重厚さやロベルトのパワーも強く、叩き合いで抜かせなかった弥生賞を見てのとおり、なかなかしぶとい中長距離馬だ。皐月賞を勝つにはちょっと重厚すぎるか…という点でも、昨年のタイトルホルダーとイメージが重なりますね。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
イクイノックス
ヴァイスメテオールやミスビアンカの半弟で、ブランディスの甥。母シャトーブランシュはマーメイドS勝ち馬。母母メゾンブランシュはクイーンS3着。父キタサンブラックは年度代表馬で初年度からジャスティンスカイ、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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