2022年07月02日(土) 18:00
この3歳馬のハンデ重賞の難しさは知れ渡る。最近10年、馬券に関係した30頭のうち、6番人気以下の伏兵が半分の15頭を占めている。毎年決まって6番人気以下の穴馬が少なくとも1〜2頭絡んできた。まだキャリアの浅い3歳馬同士だけに、秘める能力とハンデが一致しないからだろう。
ヒントになるのは、15頭の穴馬のうち、14頭がハンデ「53〜54キロ」だったこと。ハンデ頭の成績も悪いが、逆に、52キロ以下の軽量馬が絡んだこともない。
伏兵馬を絡めるとしても、中心馬の人気は関係ないのでフェーングロッテン(父ブラックタイド)の先行力を評価したい。ブリンカー装着の2走前からレース運び一変。前走の白百合S2000mを鮮やかに逃げ切り勝ち。1800m通過は1分47秒9だった。
レースの前後半は・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
柏木集保「日曜メインレース展望」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
ウマい馬券
夏競馬の始まりは荒れるハンデ戦!秋の菊花賞を占う大事な一戦をプロ予想家が斬る!
特集
ラジオNIKKEI賞を完全攻略!
コラム
【ラジオNIKKEI賞予想】非主流適性が問われるラジオNIKKEI賞
【ラジオNIKKEI賞予想】エピファネイアは本当に早熟なのか? 妙味度で改めて検証/第87回
ニュース
【ラジオNIKKEI賞】田中博康調教師さらに快進撃だ 素質馬ベジャールと重賞初制覇へ
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。