【七夕賞予想】近年荒れ傾向にあるハンデGIII

2022年07月08日(金) 18:00

意外にオッズがつく人気馬に注意

 七夕賞は中距離のハンデGIIIの中では近年荒れているほうに入るのでなにか穴目から入りたいところだが、穴となると良いことづくめの馬はそういないので難しい。逆に、人気サイドの馬が意外にオッズをつけることもあるので、そちらのパターンにも注意したい。我々は事前にシルシを決めなければならないが、皆さんは直前まで買い目を変えられる。

 ヒートオンビートは天皇賞春4着だからここでは格上、それでいて57キロだから人気になるのは分かる。レース後いろいろあったので状態面を心配する人もいるだろうが、それより問題は2000mと流れ。中山金杯で3着しているが当時も1番人気、かつ展開も向いていた。

 アンティシペイトは勝ってきての参戦。重賞では3戦大敗だが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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