【京都記念予想】プールを多用したいつもながらの独特な調教スタイルのドウデュース

2023年02月10日(金) 18:00

今年も好メンバーが集まり面白いレースに

 京都記念はドバイへのプレップということもあって、好メンバーが集まりやすいレース。今年もなかなかの顔ぶれとなった。

 ドウデュースは中間、プールを多用したいつもながらの独特な調教スタイル。遠征先でいつもと異なる環境、まして2走使いの2走目は結果が出ないのも当然で、昨秋の負けについては深刻に考えなくてもいいだろう。しっかり走れればダービー馬の称号にふさわしい結果が出せると思うが、今回は後の目標に向けて余裕を残してはいるはずなので、そこは考慮したい。

 エフフォーリアは有馬記念で5着。当時の返し馬は「思い切って出していったな」と印象に残るもので、この馬の闘志を奮い起こそうという意思が見てとれた。・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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