アイビスサマーダッシュ新五か条とオバケポイント

2015年07月30日(木) 12:00


アイビスSDは例年、システムでアプローチしている。

このシステムのおかげで去年5人気で2着したフクノドリームも安心して買えた。

今年ももちろんアイビス・サマー・システムでアプローチするけれど、仮の予想オッズを参考にシステムに当てはめると、なにやら今年は例年とは少し違う結末が待ってるような気もして来ている。

例外パワー炸裂か?

-----------------------------------------------------------
アイビスサマーダッシュ新5か条
-----------------------------------------------------------

■前文 牝馬と外枠をリスペクトしつつも、リスペクトしすぎない。

牝馬は強い。この12年で8勝もしている。7月の開催に移ってのこの9年でも6勝もしている。だからリスペクトの必要は大だ。
けれど、1人気の馬の成績で見ると、牝馬も牡馬も変わらない。

牡馬3-1-0-4
牝馬1-0-0-3

牡馬の方がいいくらいだ。
つまり牝馬はこの12年で8勝もしているけれど、1番人気では3回も負けているとも言える。リスペクトはしなければいけないけれど、しすぎてはいけないというわけだ。
ちなみに3歳の1番人気は(0-0-0-3)。
3歳はこの12年で2勝していて、馬券圏内にも2勝含めて7頭が入っているけれど、最高人気は3人気であとは5〜10人気。3歳馬も頑張れるレースだけれど、重い人気を背負ってまで勝ちきれるレースでもないようだ。

外枠もそうだ。今さらだけど、やっぱり外枠を無視することはできない。特に12番13番はいつだってリスペクトだ。けれど、だからといって内枠をナイガシロにしすぎると「抜け」を喰らったりして、パンチドランクだ。現在5年連続で2枠の馬が馬券に絡んでいる。外枠リスペクトには違いないけれど、リスペクトしすぎると取りこぼしにもあう。

■アイビスサマーダッシュ新五箇条

#1 (枠番)7枠8枠はリスペクトだけど、特に(馬番)12番と13番はいつだってリスペクトする。

#2 1番人気〜3番人気の馬を2連レべルでリスペクトする。

#3 1着は牝馬と決めつけるよりも、軸に決めた馬から牝馬に流すことも有効と心得る。

#4 牡馬を探す。どんなに牝馬が強くても、1・2・3着独占はほとんどない(06年に1度あったのみ)。
 1 牡馬は前走オープン以上(牝馬は条件戦でも頑張れる)。
 2 7歳以上は牡馬も牝馬も頑張れていないけれど、1人気の牡馬は高齢でも少しリスペクトする(セイコーライコウが去年、7歳で1人気1着したから)。

#5 探すなら小穴。
 牝馬・牡馬別に人気順に4番人気までそれぞれ並べる。この8頭でだいたい1〜3着。小穴は牝馬・牡馬ともに3、4番人気から出現しやすい。

-----------------------------------------------------------
上記のシステムに現状できる範囲で当てはめてみる。
-----------------------------------------------------------

予想人気(水曜午前)
1人気 ネロ        牡4(回避予定)
2人気 セイコーライコウ  牡8
3人気 リトルゲルダ    牝6
4人気 アースソニック   牡6
5人気 レンイングランド  牡3

今年は牝馬の登録数が5頭と少ない。例年以上に牡馬が人気を集めそう。
しかも予想1人気のネロが佐世保Sに出走しそうで、そうなると去年1人気で1着したセイコーライコウが今年も1人気になるかもしれない。

夏の重賞はときどき・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

関連情報

新着コラム

コラムを探す