2012年12月25日(火) 18:00
オルフェーヴル、ジェンティルドンナなど体調整わず、また激戦の連続したあととあって回避したため、当日は断然の1番人気になった3歳ゴールドシップ(父ステイゴールド)だが、同馬のファン投票最終順位は、第6位だった。
だれもが大外をぶん回る破天荒なレース運びで菊花賞を3分02秒9(レコードと0秒2差)で圧勝した能力は認めている。でも、チャンピオンとしてはあまりに未完成であり、レース運びも荒削りすぎると感じていた。だから、ファン投票は6位にとどまったのである。
しかし、ゴールドシップはすべての人びとに、本当は「こんなに強かったのか」と、改めて感嘆させるレースを展開したから素晴らしい。立ち姿を写真にすると・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。