波乱が生じてこそ「金杯」/中山金杯

2015年01月03日(土) 18:00


スローの可能性が低い今年、1分59秒台中盤の決着タイムになれば通用するはず

 昨年12月の中山開催のタイムは、ほぼ例年並みで決して時計の速いコンディションではなかった。これに、最近数年の中山金杯の勝ちタイムが「1分59秒台の中盤から、2分00秒台」に集中することを重ね合わせると、良馬場で行われそうな今年の推定勝ちタイムも、1分59秒台の後半か。  メイショウナルトマイネルミラノ、さらにはケイアイエレガントバッドボーイなどの逃げ=先行タイプがいるから、競らなくても、さすがにスローは可能性が低い。  良馬場で、全体に少し速いくらいのペースで、1分59秒台中盤の決着タイムになれば通用するはずの牝馬アイスフォーリス(父ステイゴールド)を狙いたい。

 3歳春にオークスを3着したあと、とくに強調できる記録はないが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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