ディープ、キンカメという両巨頭を失った生産界での輸入種牡馬たちの存在(村本浩平)

2019年12月11日(水) 18:00

今後も世界レベルの競走馬が次々と送り出されていくだろう

 生産界が新種牡馬の導入ラッシュに沸いている。

 その中でも目立っているのが、輸入種牡馬たちの存在だ。社台スタリオンステーションには、デビューから連勝を重ねながらフロリダダービーを優勝し、ケンタッキーダービーでも1位入線(着順は17着)となった、Maximum Securityの父であるニューイヤーズデイ。そして、今年に入ってから6戦6勝、うちGI5勝の成績を残し、本年度の北米年度代表馬にも有力視されている、ブリックスアンドモルタルがスタッドイン。

 アロースタッドには2014年、2016年と2度に渡って北米年度代表馬に選出され、通算成績でも27戦16勝(うちGI7勝)の実績を残して、当時の米国年度賞金王にも輝いたカリフォルニアクロームの繋養が決定。JBBA静内種馬場には2011年のケンタッキーダービーの勝ち馬で、オーストラリアでは既にGI馬も送り出しているアニマルキングダムが、12月14日に到着を予定している。

 また、ダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスでは・・・

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