2020年03月03日(火) 18:00
6番人気ながら、見事に3連勝で重賞初制覇となったベストアクター
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。異例の無観客競馬となった今週、阪急杯で活躍が顕著だったのが、揺るぎない競馬の本質ともいえる血統予想でした。果たして今回、ふたりの血統予想家はどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは血統予想のスペシャリスト、栗山求氏です。まずは2番人気2着のフィアーノロマーノを、「父ファストネットロックは阪神芝コースでは連対率37.5%と抜群の成績」ということで本命に指名します。さらに「同コースで行われた昨年暮れの阪神Cでは2着」「今回は当時よりも1キロ軽い56キロ」と、血統以外の目配りも怠らないのが栗山スタイル。
確たる自信を持って打った◎で、しっかりと馬単と3連単を的中させた
もうひとりは、栗山氏とともに血統・配合の競馬総合サイト『血統屋』で活躍する望田潤氏です。おなじくフィアーノロマーノを、血統にくわえ「540キロの巨漢で後肢高で短距離っぽい体型、パワーと機動力で走るので急坂小回り1400がベスト」と、強く本命に推します。そして、6番人気勝利のベストアクターを相手4頭にきっちりと選ぶと、馬連49.0倍を700円的中させたのでした。
馬連をわずか相手3頭に絞って的中させた慧眼は見事のひと言
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ウマい予想家
高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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「“血”に足がついた血統探求者」<第28回>栗山求
「書斎派とはかけ離れた生粋の“血統屋”」<第22回>望田潤
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