2021年06月22日(火) 18:00
重賞初制覇のスマッシャー。管理する吉岡辰弥厩舎はまだ開業2年目ながら、先週は3勝を挙げるなど、すでに昨年を上回る勝利を積み上げている(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、ダート競馬の登龍門・ユニコーンSを取りあげます。7番人気馬と14番人気馬が連対する大波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。7番人気で勝利したスマッシャーを対抗に推しました。ダート1600m戦に実績を欠いていたこともあって評価の低かった同馬ですが、「前走を見ても一線級相手だと1400mでは忙しく、さらに距離を延ばした方が良さそうに見えた」と距離不安を一蹴します。
一方、3番手評価は14番人気で3着激走のサヴァ。前走はコーナー4回の中山1800mの伏竜Sで2.1秒差の9着大敗が嫌われた形でしたが、「ワンターンの方が合いそうで、レコード勝ちしたようにスピードがあり、時計の速い決着も対応できそう」と評価します。さらに、「2走前からすると東京の大箱マイルも合いそうで、スムーズな競馬で一発を期待したい」と強く推したのです。
堅い決着になりやすいレースで、大荒れの結果となった3頭をズバリ見抜いてスマッシュヒット!
もうひとりは、ペース分析から好走馬を厳選する豚ファン氏です。こちらもおなじく本命はケイアイロベージ。前走1800mのレースレベルを評価しつつ、「1600への距離短縮はプラスに働きそう」と上積みにも期待しました。さらに勝ったスマッシャーも、「距離延長は味方になる」と判断しつつ、「一戦毎にパフォーマンス上昇」という点も重視して対抗に推したのです。
ポイントになるレースを青竜Sとし、1人気ラペルーズを軽視
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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